IronPython でお気軽 .NET プログラミング

  • 菊池和彦さんによるプレゼン
  • プログラムを書く「前に」時間がかかる、「環境」が要る
    • ってのは嬉しいですか?
    • という問いかけで始まり
  • そこで IronPython
    • 現在、1.0.1で、CPython 2.4.3 互換(ほぼ)とのこと
  • .NET のクラスライブラリは、clr モジュールをインポートするだけで使える
  • Windows Forms のデモ
    • 書いたら動く、アプリの動作を見ながら書ける
  • WPF
    • XAML は単なるオブジェクトのシリアル化
    • ファイル格納の表現にすぎない、ということ
    • しかも、オブジェクトを XAML 形式に吐き出すクラスも用意されている
    • それなら、対話型で書いて、確かめて、動かして、最後に書き出せば良い
    • しかも、Python で書く方が簡単、簡潔
  • アプリケーションの性能
    • 自分で書くところが性能に大きく関わることはまず無い
      • 当然全ての種類のソフトウェアで、というわけではないけど
    • 遅いなら「書き方が悪い」
      • ここまで言い切れるのは驚き、でも同意します
    • 軽量言語としては、
      • サイクルの短さを
      • チューニング精度に持っていくべき

事前に、WPF, XAML の話を聞いていたので、うまいことついていくことが出来ました。リッチな開発環境 vs. 対話型環境、コンパイラを使うところ vs. 軽量言語で書くところ。なんにしても、どっちかでは無い、中庸、中身を知ってうまく使う。
話としては、Python .NET でしたが、ほかにもいろいろと、言語と下回りの組み合わせがあります。難しさ(齟齬)とか、成熟度とか、MS が IronPythonで、Sun が JRuby とか、色々と興味の尽きないところです。