Dave Thomas 基調講演、泣きそうなくらい感動!

一人の Rubyist として、親として、プログラマーとして、そして人間として、大きな感動を貰いました。
この公演が行われたカンファレンスで、同じ壇上で発表させてもらったことをありがたく、誇りに思います。

速報ログ(http://jp.rubyist.net/RubyKaigi2007/?Log0610-S5)より、Dave さんの言葉

みんな自分の子どもを愛している。困難なこともイライラすることもあるけど。 子どもたちは、いつでも自分の思うようなことをしてくれるわけじゃないけど、 それでも彼らがうまくやっていって欲しいと思っている。

なにげない言葉ではあるのだけれど、Dave さんの真摯な態度、やわらかな語り口、そして、子供に対する素直な愛情が伝わってきて、「うんうん、そうだよね」と深く共感しました。そして、Ruby への愛も。
子供が成長するように、Ruby も成長する。これからせまりくる危機(たとえば爆発的な成長)には、コミュニティが決定的だ、とつづく。

Accept it and show them OUR way. The Ruby way (michi). [...] Ruby is no island.

受け入れて、彼らに「私達の」やりかた(way)をしめすんだ。 The Ruby way を。Ruby は(もはや)孤島ではないんだ。

Prepare to welcome new people.

新しい人々を喜んで迎える準備をしよう。

Why? - we have moral obligation.

なぜ? 私達には、良心にもとづく義務がある (うまく訳せていない)

Dave さんをはじめ、スタッフ、スポンサー、そして参加していただいたすべての方に感謝!


追記:高橋会長のブログに深い一言。ズーンと来た。
思っているよりもずっとずっと人生は短い。 (http://d.hatena.ne.jp/takahashim/20070610#p1)

あるいは今年こそが Dave Thomas のトークを必要としていた年だったのかもしれません